1963年、ビル・クックは、RSNA (北米放射線学会) でチャールズ・ドッター博士と出会いました。
クックメディカルの創業者であるビル・クックは、よく次のように話していました:「毎日、課題にわくわくしながら出勤し、解決策に奔走し、患者さんの人生に貢献しましょう。」この言葉は、彼の経営哲学を反映したものであり、現在も当社の指針となっています。ビルは医療機器とテクノロジービジネスにおいて天才的な洞察力を発揮し、重要なことは、患者さんの人生を豊かにするために必要なツールを医師に提供することだと理解していました。彼は医療界の声に耳を傾けなければならないことを理解していました。それは傾聴し、学び、偉大な友情を育み、指導者と英雄たちに恵まれ、創意工夫と進歩を続ける旅でした。
「私たち全員にとって重要なことは、血管造影とインターベンショナル治療には多くの貢献者がいたという事実を忘れないことです。結局のところ、誰が何を発明したかということよりも、ほんの数人のリーダーと何千人もの名もなき貢献者によって、医療が根底から塗り替えられたということのほうが重要なのです。」
ビル・クック、クックメディカル創設者
クックの創業初期にパートナーシップを結んだ医師の皆様のごく一部をご紹介します。
チャールズ・ドッター博士は「インターベンショナル治療の父」として知られ、医療機器の開発においてビル・クックとパートナーシップを結んだ最初の医師の一人です。
チェーザレ・ジャイアントルコ博士は、心血管インターベンションのための画期的な医療機器の数々を遺した優秀な医師であり発明家でした。ここでは彼とクックとのユニークなパートナーシップについてご紹介します。
コンスタンチン・コープ博士の独創的な知性から、複数の機器の革新が生まれました。コープ博士とクックのパートナーシップは、インターベンショナルラジオロジーの分野にポジティブな波及効果をもたらしました。
1970年代、アルビン・ラトナー博士の革新は、クックが泌尿器科の患者さんのニーズに応えるための新たな道を開きました。ここではラトナー博士とクックの生産的でダイナミックなパートナーシップの概要をご紹介します。